このような事 あてはまりますか?
- 歯肉からの出血 腫れ 歯が動く 歯肉が下がってきた 口臭がする
この様な症状は 見逃したり放置してはいけない歯周病からの貴重なメッセージです - 歯周病の治療が歯磨きと 歯石除去だけになっている
- 歯を抜かないといけないと言われた 自分の歯を残したい
- 歯周病だと思う あるいは診断されたけれど 軽症なのか重度なのか知りたい
- 自分は歯周病なの? 歯周病の検診・検査や治療を受けたい
その様な方が一人でも少なくなるようにこのページをご用意しました
1. 歯周病の疑問・質問・不安にお答えします
2. 歯周病学会認定医による治療
日本歯周病学会の認定医資格を持つ院長が治療を担当します。
歯周病に本当に悩む患者様の大切な歯を守る最後の防波堤のような役割を果たすべく、歯周病の知識の向上、技術の習得に全力で取り組んでいます。
充分な治療経験と独自の治療方法により、大切な歯を残せる可能性があります。
大切な歯を失わずに済んでよかった、あの日電話してよかったと思える日が来るように、早めにご相談ください。
3. とことん歯を残す治療 溶けた骨を取り戻す治療
とことん歯を残すための最終手段として選択されてきた治療法です。
歯周病は骨がなくなることで歯が抜け落ちてしまう病気です。
とことん歯を残すために、溶けた骨を取り戻すことができます。
症例
症例1
症例2
症例3
症例4
エムドゲイン®を併用した歯周組織再生療法とは
エムドゲイン®とは骨を再生するきっかけを作る材料でこのエムドゲイン®を併用することによって歯を支える骨の再生が始まります。
従来行われてきた歯周外科治療は、ポケットの深い位置にある歯周病菌・歯石・歯周病によって破壊され再生不良になった歯肉を摘出して、病気の進行を止める効果がありましたが、決して失った骨を取り戻す治療法ではありませんでした。
そこで従来の歯周外科治療にエムドゲイン®を併用することで歯の喪失を防ぎ、入れ歯に依存しない生活ができるようになりました。
リスク・注意点
- 厚生労働省が有効性・安全性を承認し、歯周病治療薬として認可を受けている薬品です。
- 1997年以来世界44か国で臨床応用されていますが安全性に関わる副作用は報告されていません。
- 吸収してしまった骨の100%が再生されることはありません。担当医、担当歯科衛生士とよくご相談ください。
- 以下のような歯周外科手術を必要とします。
歯周外科手術
術後は鎮痛剤の服用が必要になる痛みを伴うことがあります。
2~3日は運動 飲酒長時間の入浴は避けていただきます
治療期間
歯周外科手術から抜糸まで2~6週間。その後数か月から2年程度かけて骨が再生します。
再生する期間、および程度は個人差があります。
骨が再生してもその後のメンテナンスが途絶えれば、歯周病が再発して再び骨の吸収が始まります。
金額について
材料代、手術代などすべて含めて一本につき110,000円(税込)
4. とことん歯を残す治療 歯石摘出
治療の内容
歯石が摘出されないと歯周病は治りません。
- 歯周病基本治療の大切な柱です。
- 支える顎の骨が溶けてしまうと歯が抜けます。歯周病が原因で抜けてしまった歯の多くに歯石の取り残しが見られます。こうして歯を無くして義歯に頼らざるを得ない方が後を絶ちません。
- 摘出された後の歯周ポケットは生体の治癒能力を取りもどし、歯周ポケットが浅くなり、歯肉が骨を守る働きが回復されます。
- 歯周ポケットのとくに深部にある歯石除去のためには、CT撮影とレーザーの併用が効果的です。
症例
歯石摘出の症例1
歯石摘出の症例2
歯石摘出の症例3
レーザー治療とは?
- レーザーの光が歯石のみを狙って粉砕するので痛みや出血を抑えられます。
- 歯周ポケットの中は狭く歯の根の形状は複雑で、刃物の付いた器具での歯石除去は困難でしたが、レーザーによる歯石除去では今まで届かなかった深く複雑な部位にも光が届くので、歯石の取り残しを少なくすることが可能になりました。
- 殺菌効果があるので歯の根面を殺菌し、治癒を促進します
歯を残す、骨を守るための治療方法です。
CT撮影とは?
中等度以上に進んだ歯周病における診断基準では、CTによる3次元立体画像によって歯を支える骨の診断は標準となります。
治療回数
1回。1本につき およそ30分
治療の金額
保険診療
窓口負担金は治療した歯一本当たり 約200円
しかし国が定めた保険診療には制限があります。上記のような術前のCT撮影や術後の確認のためのX線撮影は行いません。更に、レーザーを併用する治療も認められていません。
保険外治療
治療した歯一本当たり 16,500円(税込)
術前にCT撮影を行い、歯石付着部位を正確に把握して取り残しが無い様に術後の確認のためのX線撮影を行います。更に必要に応じてレーザーを併用します。
治療のリスク・副作用・注意点
- 体内つまり歯周ポケット内の深い位置にある歯石除去の場合は出血を伴います。
- 日本赤十字社では出血を伴う歯石除去を受けた人はその後3日間は献血を禁じています。血中に歯周病菌が移行するからです。
- 外科処置の基本として、処置をする場所は清潔でないといけませんので、まずは患者さん自身が綺麗にブラッシングをしないとこの治療は着手できません。
- 術後腫れていた歯肉が引き締まることにより、歯肉のラインが下がって歯が長く見えたり、知覚過敏が起こることもあります。
当たり前のことですが歯を残すことにとことんこだわっています。
5. 歯周病学会認定歯科衛生士が在籍
当院では、日本歯周病学会に所属し、歯周病について熟知した歯科衛生士が患者様ごとに専任の担当としてつきます。
初診からメンテナンスまで、患者様のことをしっかりと把握した衛生士がきめ細かな治療を行います。
気になることや困ったことなど、些細なことも気軽に相談していただける関係性を大切にしています。
6. 学会認定のガイドライン+医院独自のマニュアルによる治療
歯周病学会が制定している信頼のおけるガイドラインをベースに、これまでの治療経験で培った手法を加えた独自の治療方法を採用しています。
医学的、科学的に証明された効果のある治療方法のみを行っています。
7. わかりやすい説明と
患者様のお話を聞く姿勢を大切にしています
歯周病治療を成功に導くためには、患者様の積極的な治療参加が大切です。
そのために、なぜ歯周病になってしまうのか、どのような治療を行っているのか、患者様にはどのようなセルフケアをしていただきたいのか、わかりやすく丁寧にご説明いたします。
また、患者様のお悩みに寄り添った治療を行うために、患者様のお話をじっくりと伺うことを何よりも大切にしています。どんなことでもお気軽にご相談くださいね。
8. 充分な診断知識と万全の治療設備を完備しています
多数の症例を基にした充分な診断知識をもとに患者さま一人ひとりの歯周病の状態、真の原因、対応策を見極めます。
また、歯周病の診断、治療を可能にするための治療設備は、高性能な歯科用CTやレーザー等万全の状態を整えています。
3D歯科用CT
レーザー:ペリオウェーブ
マイクロスコープ
エルビウム
ヤグレーザー
歯周病無料メール相談窓口
~ 歯周病についてよく聞きたい ~
- 治療は痛いの?
- 薬で治るの?
- 検査を受けてみたいのだけれど時間は?
- 費用はどのくらい?
- 抜けてしまったあとの治療法は?
などの疑問を“日本歯周病学会認定医の院長”が直接メールでお答えいたします
歯周病対策チームからお伝えしたいこと
多くの方が歯周病という病気の名前は知っていても、それがどのような病気であるか伝えられていません。
さらに歯周病の進行状況を理解されていません。
そのほとんどの方が歯石除去という歯周病の治療を受けてきたにも関わらず、です。
そしてその様な方々がある一定の割合で歯周病で歯を失くすことになってしまっています。
わたしたち歯周病対策チームは歯周病は歯を残す最終的な治療と位置づけて患者さん一人一人と向かい合い、心配・不安・苦痛・不便・落胆などを解消して快適で豊かな生活をおくって頂きたいと考えています。
歯周病担当歯科衛生士から皆さんへのメッセージです!
診療・相談のご予約、お問い合わせは
TEL 0463-84-4618
診療時間 9:00~13:00/14:30~18:00
歯周病の具体的な流れ
‘患者さんを笑顔にする’
私たちの歯周病治療の目標です。
今だからこそ、私たちだからこそできる歯周病治療です。
初期治療
CT撮影による診査・診断
わきた歯科医院はCT撮影専用機ファインキューブを院内設置しています。
ファインキューブは3次元立体画像による骨と歯の診断を行うことができます。
私たちは歯だけではなく骨を診断します。骨に対して治療方針も作成します。
それは歯周病は骨が溶ける病気だからです。
従来の平面で一方向からだけのX線診断だけでは大切な情報を見落とす可能性もあり、万全の診査とは言えません。
CTにより私たちが言葉を重ねなくても患者さんがひとめで自分の歯周病の状況が見えて(診えて)きます。
独自の歯周病対策チャート、マニュアルによる初期治療
検査結果を基に患者様それぞれの症状に応じた最適な治療方法をご提案し、独自のマニュアルに沿って行います。
独自のマニュアルは歯周病学会が示した各種の診断・治療指針・ガイドラインを基にした信頼できる医学的な基準に則っています。
医学的、科学的に効果が証明された治療方法のみを採用しております。
ブラッシング指導で口腔内の環境改善
適切な歯磨きが歯周病治療の基本です。
歯を残したいという気持ちとそれを支える生活習慣が維持できなければいとも簡単に再発することがあります。
歯科衛生士があなたの口腔内にあったオーラルケアグッズを選んで提供し、使いこなせるよう指導致します。
禁煙指導
たばこは歯周病のリスクの一つであり、歯周病治療の大きな妨げになります。
中等度~重度歯周病の治療
歯周病が進行してしまい、中~重度の症状の場合はさまざまな歯周病の治療方法の中から最適な手法を選ぶ必要があります。
当院では下記に挙げるような専門的な治療方法を実施することができ、治療が困難とされるようなケースでも回復できる可能性があります。
まずは精密な検査を行った上で、担当医・担当衛生士より一人ひとりの合わせた治療計画をご説明します。
歯周病細菌検査による精密な診査
歯周病はP.g菌 A.a菌 T.d菌 などによる細菌感染症でもあります。
歯周病の原因菌のひとつ
T.デンティコラ
培養した口の中の細菌
黒いコロニーが
歯周病原菌
歯周病の原因菌のひとつ
T.デンティコラ
培養した口の中の細菌
黒いコロニーが歯周病原菌
歯周病菌遺伝子検査によって原因菌の種類とその数を測定して科学的に感染症としての対策を立てます。
歯周病菌集中抑制治療(Full Mouth- SRP)
歯周病原因菌を可能な限り抑制し進行を止める治療法です。難治性の歯周病への切り札となる治療ともいえます。
エムドゲイン(歯周組織再生療法)失った骨の再生治療
いくつかの条件が整っていれば、歯周病でとけてしまった骨を再形成することができます。
歯周病が進行して骨がなくなり。なすすべもなく抜けていく歯に再び命を吹き込む治療法です。
光殺菌治療 ぺリオウェーブ
抗生剤を使わない、体に優しい歯周病菌殺菌治療です。
急な腫れや痛みまたその再発予防に効果的な特殊なレーザー光線を使用した治療を行います。
レーザーによる歯石除去
細く複雑な部位の歯石を除去することを可能にします。それと同時に歯の表面を殺菌できます。
痛みが少なく、治りが早い、さらに歯根表面や歯肉を傷つけないので体に優しい歯石の除去方法です。
「エルビウムヤグレーザー」
細く複雑な部位の歯石を除去することを可能にします。それと同時に歯の表面を殺菌できます。
痛みが少なく、治りが早い、さらに歯根表面や歯肉を傷つけないので体に優しい歯石の除去方法です。
歯周外科処置
重度に骨の吸収した歯をとことん残すための手術。
マイクロスコープ(治療用顕微鏡)により、肉眼では見逃してしまう歯石を倍率8倍の拡大視野と照明下で摘出します。
重度に進行した歯周病にとって歯石の取り残しは歯の喪失につながります。
歯周病とは、適切な対応をしないと、いとも簡単に再発してしまうものです。
自分でできること(ブラッシング メンテナンス 禁煙)がおろそかになってしまったり‘薬で治す’といった安易で危険な方法に医院側も患者さんも頼ったりした結果、再発し歯が抜けてしまうこと、あるいは薬が効かない体になることに繋がります。
再発予防としてメンテナンスが歯周病治療のカギとなります。
重度に骨の吸収した歯をとことん残すための手術。
マイクロスコープ(治療用顕微鏡)により、肉眼では見逃してしまう歯石を倍率8倍の拡大視野と照明下で確実に摘出します。
重度に進行した歯周病にとって歯石の取り残しは歯の喪失につながります。
歯周病とは、適切な対応をしないと、いとも簡単に再発してしまうものです。
自分でできること(ブラッシング メンテナンス 禁煙)がおろそかになってしまったり‘薬で治す’といった安易で危険な方法に医院側も患者さんも頼ったりした結果、再発し歯が抜けてしまうこと、あるいは薬が効かない体になることに繋がります。
再発予防としてメンテナンスが歯周病治療のカギとなります。
メンテナンス、歯をなくさないためのリスク管理
生涯に渡る口腔の健康維持を目的に主にPMTC(保険外診療)を中心とした、
担当歯科衛生士による再発予防とリスク診断による歯を守る対策の実施です。
メンテナンスの間隔は、一人一人に合わせて1ヶ月毎~6ヶ月毎をご提案します。
~ 患者さんのいつまでも自分の歯を残したいという気持ちと私たちとの役割分担 ~
歯周病は患者さん自身が治りたい、いつまでもいい状態でいたいと思う気持ちの分だけ、良好な状態が続く生活習慣病です。
私たちはそれをサポートしていく存在です。
以上の様々な治療方法は一部に保険外の治療も含まれています。ご了承ください。
治療費用について
基本は保険内治療ですが、メンテナンスを含めて上記内容には保険外の内容も含まれています。費用は内容にもよりますが、55,000円〜165,000円(税込)となっています。
詳細は下記のお問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。
診療・相談のご予約、お問い合わせは
TEL 0463-84-4618
診療時間 9:00~13:00/14:30~18:00
歯周病学会認定医とは
厳しい基準を満たした医師が取得できる資格制度です。
日本歯周病学会は 歯周治療の専門的知識と技術を有する歯科医師を育成することを目的として歯周病認定医・専門医・指導医を認定する制度を定めています。
日本歯周病学会認定医は下記の条件を満たし始めて資格を取得できます。
(1)3年以上継続して学会正会員であること
(2)本学会の認めた研修施設に通算3年以上所属し、歯周病学に関する研修と臨床経験を有すること
(3)本学会学術大会における認定医・専門医教育講演を2回以上受講していること
(4)本学会が行う倫理に関する講演を1回以上受講していること
(5)症例の提示
上記の条件をすべて満たしたのちに認定医試験の受験資格が得られて、合格すれば「日本歯周病学会認定医」資格が得られます。
2017年現在日本の歯科医師数は10万人を超えていますが 日本歯周病学会認定医・専門医資格の所有者の比率は2%以下となっています
日本歯周病学会について
日本歯周病学会は歯周病を克服することで一本でも多くの歯を残すことを目的とした学術団体です。
歯科医師はだれでも歯周病治療をすることは可能ですが 高度で確実な歯周病治療を実現するためには学会に参加して常に研鑽を図ることが求められています。
ここまでお読みになっていただいた皆さんへ
秦野の歯科 わきた歯科医院には秦野、中井町、伊勢原、小田原だけでなく他県からも通院されていますが
・本気で歯を残したいと考えていない方
・予約の時間や約束にルーズな方
残念ですがわきた歯科医院での治療は向いてないかもしれません。歯をとことん残すためには、時間や手間や根気が必要になります。
歯科医師、歯科衛生士の方へ
歯周病治療を一から学びたい方、あるいは存分に腕をふるいたい方、連絡下さい。
熱意のある方とともに働けることをお待ちしております。
歯周病コラム【お役に立っていますか】
患者さん及び歯周病に関心のある方へ
歯周病で生活の質が落ちないための知識のワクチンとして
私よりも経験の少ない歯科医師や歯科衛生士の方へ
歯周病治療を面白いと思っていただけるように
私よりも熟練した歯科医の先生方には
ご指導いただくきっかけの場として
お役に立てるようにいくつかのコラムを用意します。お読みいただければ幸いです。