みなさんにとってのパワースポットはどこでしょうか。
パワースポットという言葉を勝手に解釈すると、その場所に行くだけで運気が高まりエネルギーが満ち溢れてくる場所ということでしょうか。
よく話題に上るパワースポットが富士山や箱根神社とか日光東照宮などが話題に登りますが、私にとってのパワースポットは観光地ではありません。
それは行きつけの本屋さんです。
そこの本屋さんに行けばなぜかそのときの自分に必要な本が並んでいて、しかも買ってくれ光線がびんびん出ていてつい手にとってしまうような本がたくさん並んでいるような本屋さんです。
もともと暇つぶしは本屋さんと決めているぐらい書店がすきなのですが、どの本屋さんでも言い訳ではなくどうも相性というものがありそうです。規模の大小ではなく本の品揃えがそのときの私の何かとうまくマッチングしている本屋さんの存在はとても有難いものです。本というのはおそらく波動というか波長を出していて。その波長が自分の波長とピッタリ合う、というその引き付けあう妙を楽しむために本屋を徘徊するときもあります。
他にはあまり贅沢をしないのですが。本を買うということに関しては少し正常な金銭感覚が欠落していまして、抑えが効かないのが治りません。
スポーツを職業にしている人あるいは建設現場で働いている方々にとっての財産がその鍛え上げられた肉体でそれを駆使して常人ではできない仕事を成し遂げられるように、私の職業にとっての財産は、私の周りを埋め尽くし始めた本の塊かもしれません。そう考えると本屋と私の部屋が実は私にとってのパワースポットなのかもしれません。

いつ何の意図があってこんな本を買ったのか不思議であったような本をふとパラパラ見返してみると今の自分にとってとてもご利益のある文章にたどり着いたりすることもたびたびあって、本と私の関係はほんとにふしぎだと常々考えさせられます。

最近町の本屋さんの数が少なくなってさびしい思いをしています。インターネットによる発注や電子書籍の存在など本屋さんにとって逆風続きですが、私は町の本屋さんの味方です。なくてはこまる存在です。どうか再評価されることを望みます。
多くの人が本屋に行くことでパワーを得られ、身近なパワースポットとしての町の本屋さんがもっと潤うようになるといいのにナァと期待しながらこの文章を書いています。